今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を書いている僕はSES歴2年ほど。今までの転職活動の中で沢山のSES会社の求人を見てきました。
この記事ではそんな体験の中から、SES会社の見分け方4つ、自分でSES会社を見分けるのが難しい場合の対策を紹介していきます。
記事を読むことで、SES会社に当たる確率をグンっと下げることができますよ!


当記事の信頼性

Contents
SES会社に就職した末路

まず始めに、なぜSESは「やめておけ!」と言われるのか。
2年間のSES体験をもとに、以下3つの末路を紹介します。
- 自尊心を失います
- 給料が上がりません
- 転職が難しくなります
SESの末路1.自尊心を失います
1つ目の末路は、自尊心を失うことです。
自尊心とは自分を敬う気持ちで、自尊心を失うと自信がなくなりネガティブになります。
なぜ自尊心を失うかと言いますと、SESは客先で働くため常にペコペコしないといけないからです。年下の相手にもペコペコすることも。
また、無茶な要望にも応えないとクビにされる可能性が上がるため、深夜残業で対応することも珍しくありません。
そのため、自尊心を失いうつ病になる方も多い業界です。僕の同僚は3人もうつ病になり休職していました。
SESの末路2.給料が上がりません
2つ目の末路は、給料が上がらないことです。
なぜなら、SESは下請けの下請けの末端作業員である可能性が高いからです。
画像で説明すると以下になります。
上記画像のとおり、クライアント先から1次受けに回り、2次受けに回り、3次受けに回ることなんて珍しくありません。
このように下請けの下請けに回ると、ピンハネ金額が増えて、実際に現場で働くSES社員の給料が少なくなります。
そのため、SES社員の給料が増えないことはもちろん、ボーナスの金額も期待できないでしょう。
SESの末路3.転職が難しくなります
3つ目の末路は、転職が難しくなることです。
SESはクライアント先で働く派遣社員のようなものです。そのため、責任のある仕事を任せてもらえません。責任のある仕事とは、顧客との打合せ・要件定義といった上流工程部分です。
この上流工程ができないシステムエンジニアは価値が低いとみなされることが多いです。
つまり、SESで働くと一生価値が上がらないまま30代、40代と過ぎて気がついたら年下の上司のもとで働くことが普通になっているでしょう。
話がズレましたが、価値の低いSEは言わずもなが転職が厳しいので、転職するなら20代のうちまでに済ませておきましょう。

SESの見分け方!新卒は気をつけて!

それでは、このように恐ろしいSES業界ですが、見分け方4つを紹介します。
- 求人の勤務地
- 全体的に古いサイト
- 自社開発・受託開発と書いていない
- 社員の顔社員が載っていない
意外と簡単な部分が多いため、難しく考える必要はないですよ!
SESの見分け方1.求人の勤務地
1つ目は、求人の勤務地に以下の文言がある場合はSES会社です。
- 客先による
- クライアント先に準ずる
上記の文言がある場合は9割型SES会社と考えていいでしょう。
なぜなら、客先やクライアント先とは「派遣先」という意味だからです。IT業界あるあるで、都合が悪い単語は横文字にしたがる傾向があります。
そのため、何も知らない人間が「クライアント先?なんかカッケェ!」と釣られて入社した結果、SES会社だったなんてよくある話ですよ。
SESの見分け方2.全体的に古いサイト
2つ目は、全体的に古いサイトです。
なぜなら、SES会社は特別なスキルがなくても起業できるため、営業上がりの人間が起業することが多いです。
そのため、サイトのデザインはどうでも良いと思っている方が多い印象。最悪サイトがなくても回るビジネスなので。
また、サイトのURLの頭が「https」ではなく、「http」になっている会社も要注意。
SESの見分け方3.自社開発・受託開発と書いていない
3つ目は、事業内容や仕事内容に「自社開発・受託開発」と書いていないことです。
自社開発や受託開発とは、自分達の会社でアプリやシステムを作ることを指します。
そのため、書いていない=SES専門会社ということです。この部分は何も知らない初心者には難しいため、面接や電話で確認しましょう。
面接でもし、「SESも自社開発もやっている」と言われたら、8割型SESで働くことになることを覚悟しましょう。
自社開発は普通に凄いことなので、ホームページに書かないと損なのに、書かないということはやっていないと捉えるべきです。
SESの見分け方4.社員の顔社員が載っていない
4つ目は、ホームページに社員の顔が載っていないことです。
自社開発や受託開発であれば、自分たちの会社で働くため、働いている様子を写真に収めることができますよね。
しかし、SESは他の会社へ社員を派遣させるので自分たちの会社で働くことができません。結果、働いている様子を写真に収めることができません。
中には、SES会社だけど社員の顔が載っている場合があります。そんな時は服装に注意しましょう。
SES会社は他会社へは派遣させるため、失礼のないようスーツ勤務を命じます。つまり、写真に写っている方の服装がスーツだった場合はSESでしょう。
自分でSES会社を見分けるのが難しい場合

とはいえ、自分でSES会社を見分けるのが難しいという方もいるかと思います。
そんな方は、転職エージェントを使いましょう!
転職エージェントは、あなたの希望条件を専属の担当者が探して紹介してくれるものです。また、面接サポートまでしてくれるため、自分で動くより効率的です。
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中には、プログラミングを学んでいない方もいるでしょう。
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まとめ
これまでSES会社に入社する末路から見分ける方法を紹介してきました。
基本的にSES会社はデメリットが多く、入社することをオススメできません。そのためには、きちんとSES会社を見極めて就職や転職活動を進めていきましょう。
最後にSES会社を見分ける方法をもう一度紹介して終わります。
- 求人の勤務地
- 全体的に古いサイト
- 自社開発・受託開発と書いていない
- 社員の顔社員が載っていない
以上です、ありがとうございました!
