今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事では、SESの働き方の真相から見るやめた方がいい理由6つを紹介します。
加えて、SESを選ばないようにするポイントや、仕方なくSESを選ぶ際の会社の見極め方をお伝えしていきます。
当記事を読むことで、ネット上で「SESはやめたほうがいい」と噂される真相を知り、これからどうするべきかが見えてくるようになりますよ!

当記事の信頼性

Contents
SESとはどんな働き方なのか

まず始めにSESとはどんな働き方なのかを確認しましょう。意外と知らない方が多いです。
SESの働き方は図で解説すると以下のようになります。

上記図のように、クライアント(顧客)先に出向いて働くスタイルのことを指します。とはいえ、パッとしない方もいるかと思いますので、漫画形式でご紹介します。
要するに、システムを開発してるクライアントへエンジニアを送り出し、そのクライアント先で働くことをSESと呼びます。
- 働き先が点々と変わる
- 自分の会社で働く事がない
SESはやめたほうがいい!まだ間に合う

SESの働き方を踏まえて、SESはやめた方がいい理由をご紹介します。
僕自身SESとして働いてきましたが、友人がSES会社に就職しようか迷っていたら絶対に「それだけはやめたほうがいい!」と強く警告するつもりです。
なぜなら、以下の5つの理由があるからです。
- 給料が安い
- 精神的にキツい
- 働き先が点々とする
- スキルが身につかない
- IT業界に絶望することになる
上記5つの理由を順番に紹介します。
やめたほうがいい理由1.給料が安い
1つ目の理由は、給料がかなり安いからです。
就職するSES企業にもよりますが、基本的に給料は安いです。なぜなら、SES企業は下請け構造の末端である場合が非常に多いからです。

上記の画像の通り、SES会社同士で仕事を回すためピンハネされる金額が増えます。ピンハネされる金額が増えると、SES社員に入る金額は少なくなりますよね。
SESに入る金額が少ないと、ボーナスや昇級金額も下がるので生活が詰むでしょう。
やめたほうがいい理由2.精神的にキツい
2つ目の理由は、精神的にキツいことです。
SESは精神的に参って鬱病になる方が非常に多い業界です。なぜ、精神的に参ってしまうかというと、働き先がお客様先なので失礼のないようにペコペコしないといけないからです。
毎日のように顔を合わせるため、それがキツくて突然姿を消すSES社員もいる程です。中には年下のクライアント先社員にペコペコする場合もあります。
- トイレ休憩
- 携帯をチェック
- 社員より先に退社
といったことも顔色を伺いながら実行しなければいけないので、ストレスを感じてもすぐに発散できる人でないと精神的に参ってしまうでしょう。
やめたほうがいい理由3.働き先が点々とする
3つ目の理由は、働き先が点々とすることです。
基本的にSESの契約は3ヶ月更新なので、3ヶ月間は問題を起こさない限りその現場で仕事をすることができます。
しかし、クライアント先の都合によって契約を打ち切られる時が多々あります。そのため、次のクライアント先に行かなければなりません。
今までは電車で30分しか掛からなかった職場が、次の日から60分も電車に乗って通勤することなんて日常茶飯事です。
このように働き先が点々とすると、以下のようなストレスが溜まりますよ。
- 通勤時間が増える
- 慣れない環境・人間
- 生活リズム安定しない
やめたほうがいい理由4.スキルが身につかない
4つ目の理由は、スキルが身につかないことです。
という意見があると思いますが、クライアント先のSEはあなただけではありません。他にも優秀なSEはたくさんいます。
そのため、中にはエクセルを整理する単純作業を永遠と繰り返しているベテランSEもいる程です。SEなのに、エクセル職人が存在するのも業界の闇として有名ですよ。
また、顧客との大事な打ち合わせはクライアント先の社員が全て行うのでマネジメントスキルも身につきません。
やめたほうがいい理由5.IT業界に絶望することになる
5つ目の理由は、IT業界に絶望することになるからです。
よくあるIT業界の幻想として
- 私服OK
- イヤホンOK
- フレックス制度あり
- 若い人が多いから活気がある
があると思いますが、こんなのは渋谷にあるベンチャーかWeb業界だけです。
実際の環境としては、
- 絶対にスーツ
- 仕事中にイヤホン?なめてんのか!?
- フレックス?なにそれ美味しいの?
- 老害だらけで風通し悪い
といった現実を知り、絶望することになります。世の中には知らない方が幸せなこともありますよ。
SESを選ばないようにするにはどうするべきか

ここまでSESがやめた方がいい理由を紹介してきましたが、次にどうしたらSESを選ばないで済むか紹介します。
方法は以下の3つです
- HPの求人をよく見る
- 就職サポートスクールに通う
- エージェントを活用する
上記3つをそれぞれ紹介していきます。
1.HPの求人をよく見る
1つ目は、就職を考えているHPの求人内容をよく見る事です。
なぜなら、求人票を見る事でSES会社かの判別がつくからです。これはSES業界に就職したことがある人でないと判別が難しいので、以下のポイントをきちんと確認しましょう。
具体的にどこを見るべきかというと、求人票の勤務地に以下の記載がある場合は9割型SESです。
- 顧客先による
- クライアント先による
上記の文言が記載されている場合は、ほぼ間違いなくSESを専門としている会社です。
また、求める人物像の中に「やる気・元気・健康な体」が記載されている場合は要注意です。SES会社の社長は特別なスキルが要らないため元営業マン上がりが多いです。
そのため、精神論や根性が大好きな社長が多いです。そんな社長の元で働いてしまうとどうなるか想像はできますよね…
なので、繰り返しですがきちんとHPの内容をよく見ましょう!
2.就職サポート付きスクールに通う
2つ目は就職サポート付きプログラミングスクールに通う事です。
なぜなら、プログラミングスクールは横の繋がりが大きいため、就職先のパイプが自力で探すより太いからです。
特に人気があるDMM WEBCAMPは転職保証型のプログラミングスクール。就職成功率は、98%!短期間で確実にスキルを身につけて、ひとりひとりに寄り添った就職サポートで、未経験からのエンジニア転職を叶えてくれます。
「本当かよ…」、「怪しいだろ…」などの不安があると思いますが、DMM WEBCAMPは無料のカウンセリングも実施しているので直接聞いて見るのもいいですね。
3.エージェントを使い就職先を見つける
3つ目は、転職エージェントを利用して就職先を見つける事です。
なぜなら、エージェントはIT業界に非常に精通しており、個人で探すより手間も省けますし、パイプも太いので強い味方になってくれるからです。
中でも業界大手のリクルートエージェントがおすすめです。1人1人に専任のキャリアアドバイザーが付き、就職先が決まるまで無料でフルサポートしてくれるサービスです。
登録から利用まで全てが無料なので、まずは本当に見つかるのか相談して見ることをお勧めします。失敗しても失うものがないので、気軽に使えるのが最高ですね。
さいごに
これまでSESがやめたほうがいい理由を紹介してきましたが、本当にSESはやめたほうがいいです。マジで。
SESとして働いても時間の無駄です。それならば、家でプログラミングを独学しているほうがマシです。
それくらいSESは酷いものなので、これからSEとして働くことを考えている方はこの記事を参考に働き先を見つけてみてくださいね!
以上です。ありがとうございました!