今回はこういった疑問にお応えしていきます。
執筆者の僕は、何も分からないままSES業界へ転職をして2年後にSESを辞めました。
この記事では、実際に2年間SESとした働いた僕が辞めた理由から、辞めるべきタイミングを交えつつ、SESを辞める方法をご紹介していきます。
当記事を読むことで、SESを辞めるべきかそうでないかの判断材料になると幸いです。

当記事の信頼性

Contents
僕がSESを辞めた理由

2年間SESとしてクライアン先で働いてきた僕ですが、具体的にはJavaや.netを使った社内システムの開発を行っていました。
設計書を作り、その設計書を元にコーディングをするといった要件定義を除く全ての開発業に携わっていました。
そんな僕がSESを辞めた理由は以下の5つです。
- 給料が安いから
- 現場がコロコロ変わるから
- 自尊心を失いそうになったから
- 将来に不安を感じたから
- 毎回発生する面談に疲れたから
上記5つの理由をそれぞれ深掘りして紹介していきます。
SESを辞めた理由1.給料が安いから
1つ目の理由は、給料が安いことです。
僕が在籍していたSES会社は下請けの下請けに回ることが多く、実際に僕に入ってくるお金はかなり少なかったです。
同じ現場にいる開発メンバー間で、全く同じ業務をしているにも関わらず、下請けに入っているだけの理由で給料に差が開いていました。
SES社員に入る金額が少ないとボーナスの額にも影響が出てくるので、下請けの下請けで成り立っている会社にはメリットがないと判断しました。
もし、僕と同様に下請けの下請けで回っている会社に在籍しているならば考え直した方が賢明かもしれませんよ。
SESを辞めた理由2.現場がコロコロ変わるから
2つ目の理由は、開発現場がコロコロ変わることです。
例えば、今までは電車で30分の場所に位置する開発現場だったのに翌月からは1時間30分も掛かる現場に行く必要がありました。
通勤時間が増えるストレスもありますが、現場のメンバーも併せて変わるので、慣れない環境によるストレスが辛かったです。
人によっては全くストレスに感じない人もいる様ですが、本当なんでしょうかね。本当は嫌だけど強がっている様にしか感じませんでした。
とはいえ、現場が変わることは最初から知っていたので、そのスタイルに慣れることができなかった僕が悪いですね。

SESを辞めた理由3.自尊心を失いそうになったから
3つ目の理由は、自分にとって自分はどうかを判断する自尊心を失いかけたからです。
クライアント先は取引先であり、お客様でもあるので失礼のない様に接しなければいけません。そのため、現場先では常にペコペコしないといけませんでした。
毎日毎日ペコペコしなければいけないので、「自分はなんて底辺な人間なのだろうか」と自尊心が削られていきました。
この様に僕はメンタルがかなり弱いので、メンタルが強い人は気にならないかもしれませんね。
SESを辞めた理由4.将来に不安を感じたから
4つ目の理由は、将来に不安を感じたからです。
具体的にどんな不安かと言うと、
- 上司みたいな人生を送るのか
- 上流工程ができない
上記の様な不安が常に僕を支配していました。
僕の在籍していた上司は全員独身で、40代を過ぎているのにアイドルを追っかけて、毎日の様に死んだ魚の目をしていました。
さらに、クライアント先の年下の社員からバカにされてもヘラヘラしているを目撃してから「こんな風になりたくない」と思う様になりました。
また、要件定義といった外部との打ち合わせは全てクライアント先の社員が出席することになるので、僕らSESは指をくわえてジッとしているだけです。
要件定義ができないSEは年を増すごとに使い物にならない判定をされるので、長く生き残るためには必要なスキルになっていきます。
長期的な視点で考えたときに、SESで働き続けることはよくないと思う様になりました。
SESを辞めた理由5.毎回発生する面談に疲れたから
5つ目の理由は、現場が変わるごとの面談に疲れたからです。
現場が変わるごとにSESのスキルを確かめるため、クライアント先の社員と面談をする必要があります。
確かに面談の重要性は分かります。SESにスキルが無ければ使い物にならないので、きちんと面談でスキルを確認しなければいけませんよね。
しかし、僕には毎回毎回転職活動をしている様な気分になるのでストレスに感じる様になりました。
スーツをビシッと決めて、髪型を整えて、夏なのにネクタイも締めて。。さらには、常に愛想笑いで相手の機嫌を損ねないように接しなければいけません。
これが定年退職するまで続くことを考えたらゾッとしました。
SESを辞めるタイミンングは?

ここまでSESを辞めた理由を紹介してきましたが、実際に辞めた経験者が語る辞めるべきタイミングをご紹介していきます。
早速ですが、SESを辞めるべきタイミングはズバリ「目標を達成したら」で良いと思います。
この目標とは何かというと、
- プログラミングのコツを掴んだら
- コーディングの感覚を掴んだら
- 設計からコーディング、テストを一通り経験したら
上記の3つを経験したら、ある程度SEとしてのスキルも上がると思うのでどの現場に行っても通用するかと思います。もちろん経験のない言語であればその分勉強も必要なりますが。
どの現場でも通用するスキルがあるなら、SESとして働くのが勿体無いので自社開発か受託開発の会社に転職した方が将来性がありますよね。
そのため、「ある程度スキルが溜まってきたな」と思ったら、サクッとSESから抜け出しましょう。
SESを辞めるにはどうしたらいいか

最後にSESを辞めるにはどうしたらいいかを紹介します。
ここで紹介するものは僕が実際に取り入れたものや、同期のSESが取り入れたもになるので再現性が高いはずです。
それではSESを辞める方法は以下の2つです。
- きっぱり辞めますと言う
- 退職代行サービスを使う
上記2つを順番にご紹介していきます。
SESを辞める方法1.きっぱり辞めますと言う
1つ目はシンプルに「辞めたいです」と伝えましょう。
普通の会社であれば、認めてくれるはずです。しかし、僕が在籍していたブラック企業の場合はそうもいきません。
例えば、
- これから受託で開発するから待ってくれ
- そのスキルだとどこ行っても通用しない
と言った誘い文句や、社員を煽るような文言で止めに入ってきます。
そのため、何が何でも「辞めます」という意思を貫きましょう。
SESを辞める方法2.退職代行サービスを使う
2つ目は、どうしても辞めさせてくれなかった場合の対処法です。
営業や社長があの手この手で止めに入ってきた場合は、退職代行サービスを使いましょう。
退職代行サービスSARABAであれば、LINEでのやり取りだけで会社に顔を出さずに退職することができますよ。
退職に必要な会社とのやり取りを全て代行してくれるので、会社の人間の顔も見たくない方にもオススメできるサービスでしょう。
お値段も業界の中では安値の、27,000円で済むのでなるべくお金をかけたくない方にはピッタリのサービスですね!

さいごに
これまで僕がSESを辞めた理由から、辞める方法を紹介していきました。
逃げることは悪いことだ!みたいな風潮がありますが本当にそうでしょうか?逃げることで人生が良い方向に進むのであれば逃げるべきですよね。
この記事を通して、あなたがSESを辞める決断がつくことで、これからのSE人生が明るくなることを願います。
最後までありがとうございました!
